ひとりっ子介護

父逝く

あの日、深夜2時。 病院から「急変しまして・・・」の電話。 父はひとりで逝ってしまいました。 私はまだ暗い部屋を歩き回り家族に声をかけ、出掛ける支度を始めた。 眉毛だけ描いてマスクして、夜の湿った匂いを感じながら駐車場に…