はじめに
かかとは特に乾燥しやすいいところ。 お手鏡餅のひび割れみたいにならないように、ばっちりケアしていき
ましょう!
かかとは歩く時、立つだけでも常に体重の負荷を受けやすい部位です。
またかかと特有の特徴があるのですが、もともと角質層が厚くなっており硬くなりがちであることに加えてかかとには皮脂
腺がないためにうるおい成分が無いから常に乾燥しやすいということです。
ひび割れは冬なら寒いことで起きる血行不良、夏ではエアコンの効いた室内などの乾燥が影響してかかとの柔軟性はない
に等しい状態に陥ります。 そのため対策をしなければかかとの皮膚バリア機能はどんどん低下し、最終的にはひび割れが
起きてしまいやすくなります。 またエイジングが原因で肌のターンオーバーが乱れて、かかとの乾燥を引き起こしてしま
うことも原因のひとつと言われています。
また、手の指先、親指なども乾燥するとひび割れやささくれなど痛みや出血することがありますよね。 指先は動かす部分
であるため傷が治りにく場所ですが、かかとも同じように常に負荷がかかるところなので角層が厚い分、ひび割れも深くな
りがちで治りも遅くなってしまうのでしっかりケアしていきましょう!
かかとのターンオーバーとは
皮膚の一番下の細胞層の中でも深い位置にある基底層というところでまず表皮細胞ができます。そして成熟しながらやが
て皮膚の表面に向かって押し上げられてきます。そして角層まで上がってきたところで表皮細胞が角質となります。 角質
はやがて垢として古くなり剥がれ落ちることで表皮細胞は常に入れ替わり生まれ変わっていて、この過程をターンオーバー
といいます。
かかとのターンオーバーは他の部位と違い長い傾向があることから、その角質は厚めで柔軟性も低く硬くなる特徴から、乾
燥した状態をそのままにしておくと古い角質がどんどん蓄積してひび割れが起きてしまうリスクが高まります。
立ったり歩いたり、また靴下や素足で頻繁に歩いたり足に合っていない靴などを履くことでかかとは常に刺激を受けている
状態といえます。 そのため、さまざまな刺激からからだを守るために皮膚は角質を厚するという防御反応を起こしま
す。 そして刺激や体重などの負荷がかかとにかかると厚くなった角質が伸びきれなくなってしまい限度を超えると皮膚
に亀裂ができてしまうというのがひび割れになります。
ターンオーバーを活性化してひび割れを予防、改善しよう
かかとの状態を見る
かかとのひび割れの前兆はまず白い粉やカサつき、皮がむけです。
次にかかとの色を見てください。健康的なかかとの色は血色の良い肌色をしていますが角質が厚くなっている時は黄色みが
かったかかとをしており、血色が悪い時は紫色をしています。
お風呂に入って温めよう
硬くなってしまったかかとの角質を柔らかくするにはお風呂に浸かり、硬くなった角質を柔らかくするには、15分前後
の時間をかけてゆっくりかかとを温めましょう。 もし15分もお風呂に浸かれない方は洗面器に40℃前後のお湯を入れ、
体や髪を洗っている間や、おフルに入らなくても足湯にしても大丈夫です。 洗面器のお湯が冷めてしまった時は適温のお
湯に入れなおしてください。 熱いお湯を使いたくなりますが、熱いお湯は肌にとって大切な皮脂も流してしまうので、大
事な皮脂の洗い流しを防ぐために適温の温度のお湯を使用するように気を付けましょう。
かかとの血行が悪く紫色をしており乾燥している時には、入浴中にマッサージするのも効果的です。加重される足の裏を押
すのではなく、かかとの側面を親指との頃の指で挟みつぶれた粘土を再び箱形に戻すようにもみほぐしましょう。水分の補
給と血行が良くなったことで肌の柔軟性が再び甦り皮膚のターンオーバーを促し、健やかなかかとを目指します。
入浴(足湯)食後の保湿
顔が先か、かかとが先か・・・くらいの勢いで入浴、足湯直後のタイミングがよいでしょう。 なぜなら表面はこすらず
優しく抑えるように水滴を取り、中は水分をとり込んだ状態で肌が柔らかくしっとりと膨らんでいるのでクリームなどの保
湿剤がとてもよくなじみます。 人差し指で適量とりかかとの中心部分につけて、まずは手のひらで塗り広げたあとかかと
を包みっこむようにしてクリームと一緒にあたためてから側面を優しくに染み込むことをイメージして塗り込みましょう。
指先、爪、くるぶしの辺りも全体的にマッサージするとよいでしょう。
保湿クリーム
ワセリン、尿素配合の保湿クリーム、馬油、血行を促すビタミンE配合のクリームなど他普段使い慣れているクリームを
使いましょう。 ただし尿素配合クリームは角質を柔らかくする働きがありますがひび割れや傷がありう場合は傷口がしみ
たりするなどの痛みや刺激を受けてしまうので取り扱いには気を付けた方がよいでしょう
保湿の後はその潤いを閉じ込めよう
保湿クリームをしてお手入れがおわりましら直ちに靴下を履いてその潤いを逃さないようにカバーしてしまいましょう。
裸足のまま歩いてしまうと床にクリームの油分がついてしまい、せっかくのクリームは床を保湿することになり、かかとは
また冷えて血行が悪くなり乾燥してしまい、今までのことが台無しになってしまいます。
靴下は綿や絹、天然素材のものをお勧めしますが、しめつきが強いものでなければ普段お使いのもでもよいでしょう。睡眠
中は足先を覆ってしまうと放熱できず質の良い睡眠に影響が出る場合もあるので注意は必要でしょう。睡眠中のお肌のター
ンオーバーが活性するゴールデンタイムは肌の修復作用も高まるので通気性があり刺激の少ないものであれば履ったままお
やすみになるのもgood!
注意点
かかとのケアについてお話ししてきましたが、硬くなった皮膚の表面を軽石やリムーバーで削りケアをされている方も多い
と思いますが、実は踵の角質を誤って削り過ぎてしまうと皮膚のバリア機能が壊れてしまいかかとに更に乾燥させてしまい
ます。 そして肌を守るためにさらに角質が分厚くなりひび割れの原因になるので、削るなどして角質を除くのは避けたほ
うが良いでしょう。 保湿することを基本第一にして乾燥対策をすることが、健康ですべすべなかかとへの早道だと言えま
す。
かかとのひび割れを起こしてしまうと痛みもありますし、なかなか治りにくいことから日常生活に影響を与えることになり
ます。 またひび割れていなくてもガサガサとしてささくれ立つようになっているかかとはス、トッキングにひっかかり感
触も不快だけでなく破けてしまうこともあるので日頃から乾燥させないようにこまめなスキンケアをしましょう。
最後に私が使用したどこでも買えるクリームを紹介
ハイスキンのワセリンです。
ワセリンと言えば無香料で赤ちゃんや敏感肌にも使えてやさしい成分でお馴染みですが、このジェルは顔や体にも使えて簡
単でシンプル、どこにでも手に入りプチプラなのが嬉しいです。
まずお風呂上がりにかかとを中心に塗り込みます。

そのあと靴下を履いてケア終わり。
保水もフタの役目も1本で済むのは乾燥ケアの時短にもなります。
よくあるワセリンは肌に油膜を作るもので、乾燥を防ぐ反面、ベタベタ感が強め
ですがこのハイスキンはワセリンをジェル化してチュルンとしたテクスチャーになっ
ているので、少しの量でよく伸びて乾きも早い。
これなら塗った後、パジャマにペタペタしてしまう感じも少なく、ベタつく感じが苦
手な私でもストレスフリーで使えました。 香りもほのかなので気になりませんでした。
そして1週間もしない頃、嘘みたいな効果が現れました。
それなりに経年劣化があって恥ずかしいですが、ひび割れは完全にな
くなりガサガサ、ごわごわなかかとがなめらかになっていて、皮膚も剥けない
し、ふやけることも無くなリました。
これならいつでもスパや旅行、マッサージで見られても大丈夫な感じです。
もう靴下やストッキングも引っかかりません。
でも塗らないでサボっていると、再び少しづつ白っぽくなって、角質化してくる感じ。
つまり続けていれば、あのひび割れた鏡餅みたいなかかとにはならずに済むということです。
この飽きっぽい私でも続けられましたし、高いクリームを買ったり皮膚科やサロンに行かなくても大丈夫。また、
寝る時以外、靴下を履いていると効果が早く長持ちするように感じました。
かかとの状態がひどいときは、お風呂の後ふやけた皮膚をつい取りたくなります
が、ジェルを多めに塗って靴下履いてひたすら保護するのがよいです。
体質もあると思いますが、私はこれさえあればもうかかとの悩みは当面なさそう
です。
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まとめ
美容については疎くて私自身難民なので、人に勧めるようなことはないと思って
いましたが、お金も時間もかけないで改善されたので、同じような悩みを持っている人にぜひ試して
もらえたらなぁと思い記事にしました
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