🌕ストロベリームーン
苺色を連想させるとっても可愛いネーミングの月。
ネイティブアメリカンの先住民でアメリカ五大湖の西側に暮らすオジブワ族が「ストロベリームーン」と名付けました。
オジブワ族は農耕・狩猟が難しい森林地帯に住んでいたので野生の木の実や種を採り暮らしをしていましたが、その時期に採取できたものを月の呼び名として名付け、収穫ができたことへの恵に感謝し親しんできました。
ストロベリームーンもそのひとつで、それはちょうどいちごの収穫時期の最盛期にあたる6月にあたり、この時期に昇る月をストロベリームーンと呼んでいました。
いちごの主な品種はバージニアストロベリー、マウンテンストロベリー、またはコモンストロベリーとも呼ばれていてカナダ・米国に自生しています。
ストロベリームーンという呼び名は実は場所によりいろいろで、ヨーロッパでは「フルローズムーン」・「ハニームーン」・「ミードムーン」とも呼ばれ、ある他の地域では夏の初めの頃の満月とされていることもあって「Hot Moon/景気月」とも呼ばれており、日本では「苺月」と書きます。
ちなみに「ストロベリームーン」いう名前からは、かわいいピンク、もしくは赤いイチゴ色を連想しますが、実はピンクや赤色に月が染まる訳ではありません。しかし北半球の国ではこの6月の時期、月が空 の低い位置にあるのでいつもよりほんのり赤みを帯びた大きな丸い月に見えることがあるそうなので、少し期待して眺めてみてもいいかもしれませんね。
🌕満月
満月の日というのは実は特別なパワーがある日で、心の浄化・エネルギーチャージ・願い事の成就・変容を促す効果などスピリチュアルな観点から見るとさまざまな効果が挙げられています。
🌕心理的から見た満月
陽のエネルギーが強まるので心身が活発になる傾向があり、感情もオープンになりやすくなるが、ポジティブだけでなくネガティヴ思考も強まりやすくなるので注意が必要です。
日本経済新聞の記事https://www.nikkei.comには満月の時期、睡眠は浅くなり時間も短かくなるという研究効果もあります。月のリズムは満ちるだけでなく欠けるので人のリズムに影響を与えると考えられていることから陽のエネルギー、つまり満月は陽のエネルギーが強まり活動を促し、反対に隠のエネルギーは陽の逆に当たる新月の時を指しますので隠のエネルギーが強まる新月は心身の休息を促すこととなるというわけです。
他にも満月はこころとからだの浄化に役立つとされており、月の効果は心理学的にもさまざまな研究がされています。
心身を整えることはストレスに中で生活している私たちにとっては大切なことで、一つの手段として月のリズムを考慮しタ
イミングを合わせることでコントロール出来ればより良いライフスタイルが得られるのではないかと有効であると考えます。
ちょっと面白い儀式を紹介！
🌕月を有効利用するための儀式
満月とは時の如く正に「満ちる」そのタイミング
非常に高いエネルギーを受けるといわれている満月の日に、このパワーを利用して目標や願いを叶えてみるのはどうでしょう？
難しい占星術や魔女のようなことをするのではないのでご安心を・・・
ムーンウォーター
ガラス製の容器に水を入れて窓辺に置き月光浴をさせる。 月のパワー入りの水をカクテルやハーブティー、洗面や入浴に使う。
飲み物に混ぜる場合、不要なもの（浄化）などを取り除きたいときは反時計回りに、前向きな エネルギーなど取り入れたいときは時計回りに回して混ぜる。レモンなどの月に関連する成分 やローズマリーなどのハーブを加えると浄化が高まる。飲むときはエネルギーが自分の体に注 がれるイメージを持ちいただきましょう。
キャンドル
銀色や白のキャンドルを用意。（月に関連した色）
願い事を書いた紙を折りたたみキャンドルの下に置いて火を灯す（注意：満月は達成や完了のエネルギーが高いため叶ったこ とへの感謝や何かを手放す願い事に適しており、何かを始める 願い事には不向き。もし新しいことを始めるために願い事をし たい場合は新月にお願いしましょう）
燃やす
月の変容という効果を利用し自分にとって不要なものを手放す ために、今人生で手放したいことを紙に記し火をつけ燃やす。
溶かす
燃やすことに抵抗がある場合、同じ効果が得られるとされている方法にボウルに塩をひとつま み入れ、溶かした水の中に手放したいことを書いた紙を入れてその紙ををちぎるという簡単な方法。
人と集まる
昔からお祭りやナイトマーケットが満月に行われてい たことには意味があります。夜は暗い闇であるのに対 し、満月が照らしてくれる月夜の晩は普段と違って明 るく照らされた時間で遥かいにしえの頃から人々が集 まる大切な場となっていたからです。 家族や仲間、大切な人と集まり満月の日を特別な日と して共に過ごす時間で、互いの感情や考えをオープン にしシェアすることによりより絆が強くなり互いに支えあえると昔の人はわかっていたので す。それは現代でも変わらず同じで人と関わることは大切であるとともにメリットがあることでもあります。
お風呂に入る
ムーンウォーターを使いユーカリオイルなどの 月にちなん だエッセンシャルオイルやハーブをお風呂に入れる。レモン やローズマリーや塩を使いシュガースクラブやソルトスクラ ブを作ってポジティブ、またはリラックスすることをイメー ジしてバスタイムを楽し見ましょう。
散歩
満月の夜は美しい光やエネルギーがあらゆるものに降り注 いでいます。目に入る景色や耳にする音色、香しい花や木、外で味わうカフェや風や空気の感 触を深呼吸し全身全霊に受けて漂う月のエネルギーを取り込みましょう。
🌕まとめ
満月は「振り返りと調整」をする絶好の日です。
もしあなたが今うまくいかないって感じているのなら、自分にマッチしない選択肢を選んでしまったからかもしれない。でもそう感じているのなら大丈夫、この時点で振り返ることができていている証拠。そしてまさに今、自分が本当に目指す、なりたい自分や仕事、キャリアを選ぶスタートラインに立っているということです。失敗でも無駄でもないということです。「これじゃなかったんだな・・・それならこちらでやってみよう」そんなポジティブな気持ちや意識を持つことがとても大事だと思います。はじめから上手くいく人も中にはいるだろうけど、100％自分にマッチする選択ができる人はそんなにはいないと思う。
では仕事をもっていない人にとって満月は意味がないのでしょうか？
そんなことはありません。
たとえば介護や産休など家族の事情で仕事についていない人、目標のために勉強や準備を進めている人、病や怪我の療養、心身をいたわることを最優先に仕事をしないことを選んだ人など。社会のなかで自分はこうなりたい・・・こうでありたいという想いや目標、何かに貢献したい、何かの助けになりたいなどどんなに些細なことでも思いついたことや興味がある、または疑問に思っていることなどがあれば、そのためには自分は何ができそうで、もしできそうもなければ何があればできそうかなと今の自分を振り返ってみるのがいいかもしれません。
意外とすでに成し得ていることが多いのですが気づいていますか？ 例えば病を患っていても、医療サービスを利用することは経済を回しているということでそれは既に実は「貢献」なんだと考えてみるのはどうでしょうか？ そしてその貢献を自分や社会にとって少しずつでもより良いものにするには・・・と視野を少し変えたり広めたりと考えるタイミングが満月（新月）のこの時です。自分なんて・・・とがっかりしないで、みんなが誰かに貢献しながら、誰かの力を借り、助け助けられながら生きている。そんな意識をもってさえすればあなたは自分自身を肯定できるし自信を無くすなんてこと、これからもずっとありませんし、それが、社会で生きていく・・・ということなんだと思います。
満月の時にやっておきたいこと、やっておくといいことは、ビジョンに対するキャリアプランを見返してみる（振り返り）そしてもしギャップがあるなら調整するだけ。自分の生まれつきの性質にあった職業（マッチした）やキャリアアップを考えているなら、今までを振り返って必要なら再設定しましょう。
自分は社会の一員としてどんな形でどんな人のために貢献できるか・・・したいかを考えてみる。そして自分にも人にも厳しくなり過ぎていないかなぁ〜と自分を見つめ再確認してみてください。もしやり過ぎかな？と思えることがあれば月の力を借りて浄化してしまいましょう。そして頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげてください。
猫たちのご褒美は大好きなおやつと猫草、遊んでもらうこと。
爪を切られたり、おしりや手を拭かれて酷い目にあった後には必ずご褒美がやってくるシステムです。(笑)
満月（新月）の日、まだ解明されていない月の神秘な力をもらって、自分を見つめ直すきっかけにこの記事がほんの少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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